東京大学発ベンチャー  
青電舎  
液滴ディスプレイ 
静電気技術を活かして、一風変わったディスプレイを開発しました。透明絶縁オイルの中に、着色水滴を落下させ、その水滴を画素とみなして文字や絵を描画する装置です。これは、よく広告・看板用として店舗軒先に設置されているLED表示装置に替わるもので、従来の表示装置にない多くの特長があります。
 
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■ 特徴
外部光を散乱させて表示する反射型の表示器です。
スクロール表示を行うことで、画素の制御部分は画面全体ではなく、600×400の画素の場合でも横一列のラインのみ例えば600個の液滴発生用のノズルで済みます。
背面電極を設けることで、画像のフリーズも可能となります。
外ケースを透明化することで、表・裏の両面から観察できます。
液体の表示器であるから、多少の揺らぎなどのアナログ的要素が加わり、一種の癒し効果を与えてくれます。
液滴を蓄光性塗料で着色することで、極めてエネルギー効率の高い表示器となります。
この技術の面白いところは液滴の生成において静電気力を利用したところにあります。ノズルを電極だけで構成することができるため安価にできるという特徴があります。例えば、電磁バルブを用いますとチャンネル当り1000円として600ラインの場合、これだけで60万円の部品代がかかります。一方、静電気力を用いた本方式ではチャンネル当り50円前後が可能で、ライン全体で3万円の部品代となり大幅なコスト低減が実現できることになります。
液滴ディスプレイは、画素の制御に1行に画素ノズルを並べ、あとは透明電極によりシフトレジスタのように順々に液滴(画素)を送っていくもので、この方式を電子ペーパーに採用すれば、極めて安価につくることができます。
   
 
 この液滴ディスプレイに関して下記の学会発表や特許出願があります。
静電気力を用いた液滴表示機の開発
■特開2008‐304545「液体画像表示装置およびその表示方法」
■特開2008‐304546「液体画像表示装置およびその表示方法」
■特開2008‐304547「液体画像表示装置およびその表示方法」
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