魚ロボット

魚ロボット

(独)科学技術振興機構の大学発ベンチャー創出推進のプロジェクトで製作した「アクアリウム・ロボット」です。

魚の筋肉に相当する部分が静電アクチュエータでできており、それに印加する高圧電気の位相と周波数を高精度に制御して印加することで、尾ひれの揺動を行っています。

魚ロボットを水中で泳がせるために、魚をかたどったシリコンラバーで静電アクチュエータを覆い、内部にはシリコンオイルを充填しています。

この魚ロボットを操作するには、操作部のジョイスティックを左右に動かし、その角度に応じて魚の尾ひれが振られ、魚ロボットが前に進んでいきます。

上記の動画は、大学発ベンチャー創出推進のプロジェクトのきっかけとなったフィッシュロボットです。

これは青電舎の創業者権藤が前所属オリンパス(株)の展示会OTF75用に製作した静電アクチュエータで動くロボットです。フロリナートと言う特殊な絶縁溶液の中を泳いでいます。あたかも自分が魚になったような操作感があり大変人気の高い展示物となりました。

ペラペラのフィッシュロボットですが、巧妙に尾ひれを揺動させたり、2枚の魚の開きになったりと、静電アクチュエータの特徴が良く出ています。

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