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共同研究

 
静電エンコーダは、センサー部が電極のみで構成できるために、様々な形状に加工可能です。 
さらに、インクリメンタル型やアブソリュート型ができますので、次のようなセンサーが実現可能です。
 
■ 超小型のエンコーダ

例えば、有効電極幅2mm、厚さ0.2mm、分解能0.1μm以下のエンコーダが可能です。
世の中には小形の磁気式エンコーダもありますが、磁気や光を用いるとどうしても体積が必要となります。
これに対して、静電エンコーダは、ある程度の面積があればよいため、超小型化が可能になります。

    これの1/10ぐらいのサイズも可能です。

  超小型のエンコーダ
 
■ 円筒形状のエンコーダ
電極をフレキシブルプリント基板で製作でき柔軟性があるために、その電極を回転軸などに巻きつけることで円周方向に角度を検出する円筒形状のエンコーダが可能です。
 
円周方向の角度検出
 
軸長検出
 
■ 回転型静電エンコーダ

回転型は4096分割/回転のアブソリュート出力のセンサーを開発しました。厚さ1mm以内の薄型エンコーダとなります。
この原理については下記の資料を有償で販売していますので、興味ある方は連絡をお願い致します。
■特許出願関連資料「回転式静電型エンコーダ」A4サイズ15ページ

 
■ 無接点ポテンショメータ
従来のポテンショメータ(ボリューム)は、抵抗体の間を摺動子がなぞることで、抵抗変化を読みとっていましたが、摺動回数に限界がありました。
そこで、移動子に給電線が不要である特性を生かした無接点のポテンショメータを形成することができます。
  ワイヤレスヘッドの静電エンコーダ
 
■ アブソリュート式エンコーダ
静電方式は電極構造を自由に設計できるために、特注仕様エンコーダの製作も可能です。
この原理については下記の資料を有償で販売していますので、興味ある方は連絡をお願い致します。
■特許出願関連資料「静電エンコーダ」A4サイズ20ページ
 
■ 車載用エンコーダ
安全性が厳しく要求される車載用デバイスにあっては、寿命のある光学式センサーは使用できません。 
そこで従来は磁気式回転センサー「レゾルバ」が使用されております。静電エンコーダは、磁気式センサーのように磁束の影響を全く受けませんから、電磁モータのすぐそばに設置することも可能となり、小型のシステムが構築可能です。
 
■ 医療用エンコーダ
MRI診断装置など磁気を用いた装置にあっては磁気式センサーがつかえません。 
超薄型かつ磁束の影響の無いエンコーダが可能です。
 
■ その他
動画で紹介しております、静電アクチュエータを用いた魚ロボットや、静電ディスプレイなど対応可能です。
 
従来のセンサーやエンコーダでお困りの方は、または静電気技術に関心のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
共同研究の開発スタイルは、契約書に基づいて実施するやり方や特注品対応など、柔軟に対応することができます。
 

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